【子犬お迎え1週間】おめでとう！成長の確認と次のステップへ｜生活・しつけ・健康チェック総まとめ

お迎え1週間おめでとう！まずは子犬の「慣れ」と「成長」をチェック

最初の1週間で、子犬は目まぐるしい変化と成長を見せてくれます。以下のポイントで、愛犬の様子を振り返ってみましょう。

生活環境への適応度チェック

• ケージ・寝床への慣れ：ケージや自分の寝床を「安心できる場所」と認識し、リラックスして過ごせるようになったか？自分から入って休む姿が見られるか？
• 家の中の物音への反応：初日ほど生活音（掃除機、ドアの音、テレビなど）に過敏に反応しなくなったか？
• 飼い主や家族への慣れ：家族の顔と声を覚え、近づくと嬉しそうな反応を見せるか？後追いしたり、そばで安心して眠ったりするようになったか？
• 食事と水分摂取：毎食きちんとフードを食べ、新鮮な水を十分に飲んでいるか？食欲は安定しているか？
• 排泄の様子：うんちやおしっこの状態（色・形・硬さ・臭い・回数）は安定しているか？健康的なサインが出ているか？

トイレトレーニングの進捗チェック

• トイレの場所を少しずつ認識し始めているか？
• トイレの成功率は上がってきたか？（失敗はまだあって当然です）
• 排泄のサイン（ソワソワする、床の匂いを嗅ぐなど）が見られるようになったか？

甘噛み・いたずらの状況チェック

• 甘噛みの頻度や強さに変化はあるか？「痛い！」と伝えると反応するか？
• 噛んでも良いおもちゃと、いけないもの（手足、家具など）の区別を少しずつ理解し始めているか？
• 特定の物へのいたずらが始まっていないか？その場合、原因は何か（退屈、ストレス、好奇心など）？

基本的なコミュニケーション・しつけの反応チェック

• 名前を呼ぶと反応するか？アイコンタクトが取れるようになってきたか？
• 「おすわり」などの簡単なコマンドに、少しずつ反応するようになってきたか？
• 褒められると嬉しそうな表情や仕草を見せるか？

お迎え1週間が経過！次のステップへ進むためのポイント

最初の1週間で築いた基礎の上に、さらにステップアップしていきましょう。

1. 生活リズムのさらなる安定と質の向上

確立しつつある生活リズムを、より質の高いものにしていきましょう。

• 睡眠の質の確保：日中は適度に活動させ、夜は静かで暗い環境で質の高い睡眠を促します。人間の生活音で睡眠が妨げられないように配慮しましょう。
• ひとり遊びとクレート待機の習慣化：飼い主さんが常に相手をしなくても、ケージやクレートの中で安全なおもちゃでひとり遊びをしたり、落ち着いて待っていられたりする時間を少しずつ作っていきます。これは留守番の練習にも繋がります。

2. しつけのバラエティと確実性を高める

基本的なコマンドの定着を図りつつ、新しいことにも少しずつ挑戦していきましょう。

• 既存コマンドの反復と応用：「おすわり」「マテ」などを、様々な場所や少し誘惑のある状況でもできるように練習します。ご褒美のタイミングや褒め方も工夫してみましょう。
• 新しいコマンドの導入：「フセ」「おいで」「ちょうだい」など、日常生活で役立つコマンドを、遊びを取り入れながら楽しく教えます。
• 「ダメ」と「良い」の区別を明確に：望ましくない行動（甘噛み、拾い食いの兆候など）には低い声で短く「ダメ」と伝え、その行動をやめたらすぐに褒める、または代替行動（おもちゃを噛むなど）を促して褒める、という流れを徹底します。

3. 遊びを通じた知育と運動能力の向上

子犬の知的好奇心と運動能力をバランス良く伸ばす遊びを取り入れましょう。

• 知育トイのレベルアップ：簡単な知育トイをクリアできるようになったら、少しだけ難易度の高いものに挑戦させ、考える力を養います。
• 室内アジリティ（初級）：クッションやトンネル（布製など）、低いハードル（タオルなど）を使った簡単な障害物コースを作り、誘導しながらクリアさせます。運動能力と自信を育みます。
• 様々な素材・形状のおもちゃ：ゴム、布、木製など、安全な素材でできた様々なおもちゃに触れさせ、五感を刺激します。

4. 社会化の準備と初期段階の実践

ワクチンプログラムの進捗状況と獣医師の指示に従いながら、社会化を意識した経験をさせていきましょう。

• 家の中での音や物への慣らし強化：掃除機、ドライヤー、インターホン、来客（慣れた人、短時間）など、日常生活で遭遇する様々な刺激に対して、引き続きポジティブな経験と結びつけて慣らします。
• 抱っこ散歩（獣医師の許可があれば）：ワクチンプログラムが途中でも、獣医師の許可が得られれば、キャリーバッグやスリングに入れて家の周りを短時間だけ抱っこで散歩し、外の音や景色、匂いに触れさせるのも良いでしょう（地面には降ろさない）。
• 首輪・リード・ハーネスへの慣らし：家の中で短時間だけ装着させ、おやつをあげたり遊んだりしながら、これらのアイテムに慣れさせます。お散歩デビューに向けた重要な準備です。

お迎え1週間、こんな課題が見えてくるかも？

慣れてきたからこそ、新たな課題や悩みが出てくることもあります。

• 甘噛み・いたずらの本格化：「これは噛んでいいんだ」「こうすれば構ってもらえる」と誤学習し、行動がエスカレートしていないか？
• 要求吠えの定着：「ワンワン！」と吠えることで要求が通る経験をさせていないか？
• 分離不安の兆候：飼い主さんが少しでも姿を消すと、パニックになったり、過度に鳴き続けたりしないか？
• トイレの失敗が減らない：場所の認識がまだ曖昧か、失敗の原因が他にあるのか（ストレス、体調など）？
• 偏食・食わず嫌い：特定のフードしか食べない、おやつばかり欲しがるなど。

これらの課題が見られた場合は、早めに原因を探り、適切な対処法を講じることが大切です。必要であれば専門家（獣医師、ドッグトレーナー）に相談しましょう。

まとめ

子犬をお迎えして1週間という節目は、これまでの成果を喜び、そしてこれからの成長に期待を寄せる大切な時です。安定してきた生活リズムを基盤に、遊びやしつけを通して子犬の能力を引き出し、社会性を育む準備を始めることで、愛犬との絆はより一層深まります。焦らず、しかし着実に、子犬の心と体の成長をサポートしていきましょう。

「うちの子グッズQoo」のブログでは、子犬の知的好奇心を刺激する知育トイ、効果的なしつけを助けるトレーニンググッズ、そしてお散歩デビューに備えるための首輪やリードなどの情報や、子犬との毎日をより豊かで楽しいものにするためのヒントを発信しています。また、当店ではペットとの思い出を形にするオリジナルプリントグッズを制作しております。

この1週間の経験を糧に、愛犬との素晴らしい物語をさらに紡いでいきましょう！

子犬との思い出を特別な形で残したい、または成長段階に合わせた情報をお探しなら、ぜひ「うちの子グッズQoo」のウェブサイトをご覧ください！

• 「うちの子グッズQoo」トップページはこちら
• 愛犬との毎日がもっと楽しくなる！「犬好きへのギフト特集」をチェック